2018年04月01日

トイレなど病院の建物はその特性を理解して作ってほしい

過日、身内の者について、M市立総合医療センターに行きました。ここはその前身のM市立病院が手狭のため一部を発展的に移設したものらしいです。建物が新しくなって気持よいですし、IT関係の設備も充実している印象です。ただ、惜しいかなどうも病院というものの特性を十分考えて作っていないふしがあります。

図 新装なった医療センター
図 新装なった医療センター

私は特に医療方面に詳しくはありませんが、医療施設を見る機会は多少あります。気付いたことから指摘すると、診療待ち合わせ場所のスペースが少ないように思われました。また、トイレが少ないと思います。病院では一般の公共施設(図書館、駅等)よりトイレの数は多めが必要だと思います。

医療機関トイレのあり方
例えば個人立の小さな診療所でも必ずトイレはあります。それは検尿などに必要な場合があるため単に普通の意味の排泄だけが目的でないためです。

複数の診療科目のある医療機関なら、眼科や耳鼻科などにはいざ知らず、大抵の診療科目ごとにトイレがあります。例えば消化器系の診療科目なら、浣腸を行うこともあるし、検体(排泄物など)を医療従事者が自分の目で確かめることもあります。このセンターでは診療科からトイレまで離れた場所へ行かねばならず、その出入りも外から丸見えでした。私の知る限り医療機関の診療科付属のトイレは天井が開いていて医療従事者の声掛けなどができます。ところが件のセンターでは厳重な密閉構造でした。

病院の外側と内側の動線
建物というのは利用者が外から入って、それぞれの用をすまして出て行くというだけではありません。内部の関係者が動く動線もあります。私がある病院で感心したのは、利用者がアクセスする各診療科診察室の裏側に医療従事者専用の廊下があることでした。

必要があるときはそこを通じて検体を持ち運んだり診療科担当者同士がじかに連絡しあったりすることもあるのでしょう。エレベータもそこにはありました。手術前後の患者が一般の人の目にさらされながらストレッチャーで運ばれるのはお互いにいやなものですが、この裏側の通路ならそんなことはありません。余談ですが、宴会場を多数かかえる会館でも裏側通路を見たことがあります。料理の配膳など一般通路で行わないためでしょう。

結論
結論的に、この新装なるセンターは医療に無理解なままで設計したか、医療従事者の意見をろくに聞かないで作ったかのではないかと疑いを持ちました。新設には多くのお金をかけるのでしょうから十分練った設計をしてほしいものです。

つれづれ庵主



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posted by つれづれ庵主 at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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